今日のTimes on lineに、昨日書いた、ウォルフォヴィッツ氏の恋人のコメントが載っていた。
彼女に言わせれば、ウォルフォヴィッツ氏の恋人だということで転職を迫られた自分は被害者なのだそうだ。
このShaha Ali Rizaさんは、リビア生まれのイギリス人で、7年前から世銀で働いていた。ウォルフォヴィッツ氏との関係は、氏が世銀総裁に就任する以前からのことで、組織内恋愛を禁じた世銀の規則に従い、彼女が転職することを強いられた。彼女は、今回の騒動で、自分と息子が、職業的に、個人的に、精神的にダメージを受けたというメモを世銀に提出した。
この人のつらい立場は理解できるが、公的な資金を扱う機関で、一般企業以上の倫理が求められるのは仕方がないことで、彼女がウォルフォヴィッツ氏との関係を終わらせるという選択肢もあったはずだ。それができなかったなら、ウォルフォヴィッツ氏に世銀に来ないように頼むしかなかっただろう。彼女ぐらい有能なら、しばらく別の類似機関に身をおいて、また戻ってくるのも可能だったに違いない。ウォルフォヴィッツ氏が、無理やり彼女を米国務省に押し付けて、20万ドルの給料を払えと求めたのを、彼女が知らなかったはずはないだろう。
世銀は今日、ウォルフォヴィッツ氏を懲戒処分にするか、免職にするか決定する。
世銀は発展途上国に縁故主義や、不透明な公金使用を無くすことを求める立場にあり、世銀総裁自身が縁故主義を実践したとなると、示しがつかなくなるとして、世銀の従業員はウォルフォヴィッツしに強く反発している。

