2007年05月31日

バルチ・トライアングル(2)

Raja Brothers

バルチ・トライアングルにはインド料理の食材を扱うスーパーがいくつかあるのだが、これはそのうちの一つ。店の概観がパキスタンっぽくて素敵。

Giant Onions

食料品店の店先で見かけたのがこの巨大玉ねぎ。同じところにあるニンニクと比べるとその大きさが分かってもらえると思う。スパニッシュ・オニオンと呼ばれているものはけっこう大きいが、これはそれより大きかった。

Milan

歩いていたら立派なお菓子屋さんを見つけた。なんとなく美味しそうなので入ってみる。店の中にはいろいろなお菓子のほか、パコラやサモサなども売られていた。ここでいくつかお菓子を買ったのだが、それに関しては次のエントリーに書くことにする。

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2007年05月29日

バルチ・トライアングル(1)

日曜日、バルチ・トライアングルに行ってきた。バルチ・トライアングルというのは、バーミンガムのシティーセンターから南のほうに少し行ったところにある一角で、「バルチ」と呼ばれるカレーを売るレストランがたくさんある場所。今回は、食事が目当てではなく、単なる散歩。いろいろ変わったものがあるので好きだ。

これは、メイン・ストリートのひとつレイディー・プールロード。

バルチ・トライアングル

食事をしに行ったわけではないにもかかわらず、到着するや否や、旦那が「お腹が減った」と言い出したため、Karachi Caféというケバブ屋さんに入る。なんとなくいい感じの店だ。

kafekarachi.jpg

いつも通り、旦那はなかなか食べたいものが決められない。私が、今まで見たことのないチャパル・ケバブというものを発見したため、旦那はこれを食べてみることにした。

この、チャパル・ケバブ、けっこう巨大で食べ応えがある。中には生唐辛子を刻んだものがたくさん入っていて辛いだけではなく、コリアンダーやクミンの粒が丸のまま入っていて、刺激的。しかし、旦那は丸のままのコリアンダーを嫌がって、ぶつぶつ言っていた。私は、肉がちょっと臭いような気がして、それが嫌だった。まあ、でも、これ系の食べ物としては悪くない。

チャパル・ケバブ

このカラチ・カフェでは土曜日限定メニューとして、「ニハリ」というものを出している。限定メニューといわれると、なんとなく食べてみたくなる。家に帰ってなんなのか調べてみたら、要は、牛の肉を骨後と煮込んだカレーらしい。なんだか食べてみたい気がするが、狂牛病が怖い気もする。誰か、チャレンジャーはいませんか?(笑)

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2007年05月18日

葉酸をパンに添加する計画本格化

もう一年以上前、イギリスでパンに葉酸を添加する計画があることを書いたが、今日のニュースでもまたその話をしていた。

http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/6665109.stm

イギリスの食品基準局が、パンに葉酸を添加する法案のための勧告をまとめ、ちかく、関係大臣に渡すのだそうだ。

妊娠中、もしくは妊娠間近の女性が葉酸の摂取を怠ると、神経管に欠陥のある子供、特に二分脊椎症の子供が生まれる可能性が高くなることが分かっている。

しかし、葉酸を摂取することによる害を主張する人もいる。
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2007年05月10日

ゴートフィッシュ

ちょっと昔の話。

三月の末、マーケットに魚を買いにいったら、「一皿5ポンドだよー!」と声をかけられた。

見せられたのが、この魚。「何?」と聞いたら、Goat fishだという。これはもう鱗をはがした状態なのだが、かなりカラフルな魚だ。

fish1.jpg

どうやって食べるのか分からなかったので、家に帰っていろいろぐぐったら、揚げるか、カレーかというレシピが多かった。見かけの派手さにかかわらず、白身で癖の無い魚らしい。

ものすごい量を買ってしまったので、とりあえず、揚げる他に、オーブンで蒸し焼きにするという方法もやってみることにした。

fish1.jpg

それが、この写真。美味しかったが、この食べ方をするには、ちょっと魚の味が淡白すぎる。この後、揚げて、トマトソースで食べるという方法も試した。揚げると、油のおかげで、味がしっかりする。

とても料理しやすい魚なので、また機会があったら買ってみたい。


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2007年05月08日

処女膜回復手術と婦人科医のジレンマ

ヨーロッパ、アメリカ、アフリカでは、結婚を前にしたイスラム教徒の女性が、婦人科医に処女膜の回復手術を依頼することが問題になっているらしい。

http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/europe/article1756072.ece

イスラム教徒の間では、女性に対する性的な制約が厳しいため、結婚を前にした女性が、性経験があることを家族に知られることを恐れて、医者に駆け込むケースが増えている。

これに対し、フランス産婦人科医の議長を務めるジャック・ランサック氏は、産婦人科医に、こうした手術は行わないよう呼びかけている。

しかし、医師の中には、女性を暴力から守ることを優先して、処女膜回復手術を行い、処女証明書(って、そんなものある訳?)を出している者もいる。私立の病院でこうした手術が行われるのは、ある程度仕方が無いが、公的な病院で、公的な保険からの支出で手術を行っている医師もいるため、社会問題になっている。

この問題に詳しく、著書もある、イザベル・レヴィ氏によれば、ヨーロッパに住むイスラム教徒女性は、以前の世代と比べると活動的になり、外に出てゆく機会も増えているが、それと平行して高まっているイスラム教原理主義のせいで、家族の出身国の男性と結婚させられるケースが増えているのだそうだ。そうした国では、女性に対する制約が厳しく、処女でないことが知られるだけで、女性は命に関わる危険にさらされることになる。



処女膜回復手術や処女証明などいらない世の中になれば、そのほうがいいのだろうが、女性の立場が弱く、家族の名誉を汚したという理由で暴力を受けたり、殺されたりする女性がいるという現実は、医師が手術を拒むことで変えられるわけではない。欧米社会とイスラム教徒の接触が生んでいる、問題のひとつである。


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2007年05月07日

イランの焼き菓子

先日、中東食材店を散策していて、このような箱を見つけた。

イランの菓子の箱

箱には、1・89ポンド(400円ぐらい)と書かれており、けっこう安い。中をあけてみると、美味しそうな菓子が詰まっており、迷わず購入した。

イランの焼き菓子

家に帰って箱を開け、写真撮影したのがこの写真。とってもきれい。私の食欲をくすぐる色だ。ピスタチオとココナッツの飾りも美しい。

ペルシャのお菓子

一切れとって見ると、中はロールケーキ状になっている(写真右)。しかし、生地は乾いており、中に入っている白いものはパウダーシュガーである。薄いクレープのようなものを焼いた後、まだ熱いうちにパウダーシュガーをふりかけ、丸めて切ったものと思われる。

食べてみると、卵の風味と、判別不明な香料の味がする。ものすごく甘くて、砂糖の塊っぽいものを想像したのだが、かなり繊細な風味である。紅茶やコーヒーにも合う。

たぶん手作りであろうこのお菓子、なんとなく懐かしい箱に入れられており、別の世界と時間につれて行かれたような気分になった。

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2007年05月06日

イギリスの医療

ある知り合いが入院して、手術を受けた。私はそのことを知らなかったのだが、最近久しぶりに再会して、その経験を聞いてみた。

イギリスには、NHSという国民総保険機関があり、基本的に医療は無料である。私も、一度ひどい風邪を引いて、薬を処方してもらいに行ったことがある。薬自体は薬局でお金を払って買わなければならないのだが、診察は確かに無料だった。

その知り合いも、検査から手術、入院にかかるすべての費用まですべて無料で、薬も、手術後の一週間分は無料だったと言っていた。

しかし、こういう医療制度にはもちろん問題がある。NHSは、緊急医療ではない限り、待ち時間が極めて長いのだ。その人の場合も、手術を受けること自体は去年の秋に決まっていたのだが、実際に手術を受けたのは今年の3月。半年ぐらい待ったことになる。その人の場合は日常生活に支障がないような問題だったらしいが、痛みを伴うような疾患でも、かなりの待ち時間が必要なことがあるため、時々ニュースで取り上げられている。

その人は、NHSの医療の質にとても満足だといっていた。私は、けっこうひどい目にあった人も知っているのだが、やはり個人によって経験はさまざまなのだろう。

それでも、問題を感じなかったわけではない。それは、老人医療とスタッフ不足。その人と同じ部屋に入院していた老人は、その人が退院して、通院治療に変わってからも、1ヶ月以上入院していたという。その理由は、その老人を家に帰しても、家にケアしてくれる人がいないから。つまり、自分で身の回りのことができるようになるまで、病院が老人ホームの役割まで果たさなければならない。こうした「病人」はベッドをふさぎ続けるため、他に手術を受けなければならない人は、どんどん先延ばしにされ、待ち時間が長くなってゆくようだ。

NHSは、日本の国民保険同様、お金がかかりすぎるのが問題になっている。このため最近、スタッフ削減が多くの病院で行われており、残ったスタッフへの負担が大きくなっている。その知り合いが知り合った看護士さんたちも、一回12時間というシフトに耐え、しかも、50人ぐらいの病人を3人程度で担当していたという。ニュースでは、イギリス人看護士の海外流出、特にオーストラリアへの流出が深刻だと言っていた。

イギリス人は、無料医療制度を大変誇りにしているのだが、なかなか悩みの深い問題である。


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2007年05月05日

羊肉ケバブとイラニアン・ブレッド

うちの近くにはイスラム肉屋が何軒かある。普通のイギリス肉屋にある肉が何でもあるわけではないのだが、逆に、普通の肉屋にないものも売られている。脳みそとか、足(脚ではない)とかもある。

普通の肉屋でミンチを買うとビーフだが、イスラム肉屋で普通のミンチは羊肉である。私はずっと牛肉のミンチばかり買っていたのだが、最近、イギリス羊肉の美味しさに目覚め、羊に転向しつつある。というわけで、今回は羊ミンチを買ってみた。

スパイスを入れて丸め、バーベキューとして焼くことにした。私はケバブとピラフの組み合わせがすきなのだが、この日は面倒だったので、やはり近所にあるイラン・パン屋でフラット・ブレッドを買ってきた。

ケバブとイランのパン

なぜか、イギリスの羊の肉は、日本で食べる羊のような臭みがなく、言われないと羊だと気づかないぐらいである。ジューシーで、とても美味しい。

というわけで、ちょっと中東的な晩御飯であった。

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2007年05月04日

アスパラガス

ウォルソルのマーケット

ウォルソルを訪問した際、収穫がもう一つあった。それは、アスパラガス。たまたまマーケットの日だったらしく、たくさんの屋台が並んでいたのだが、その中にあった一軒の八百屋から、1キロ1.79ポンドという破格の値段で入手することができた。

アスパラガス1キロ

これが1キロのアスパラガス。あとから知ったのだが、アスパラのシーズンは、5月なのだそうだ。このアスパラガスが安かったのは、サイズが不ぞろいだったからのようで、鮮度にはまったく問題がなかった。けっこう太いのも混じっているが、それもべつに硬くはなかった。

アスパラと鯖

家で料理の本を見たら、蒸して、卵と食べると美味しいと書いてあったので、その通り、蒸して、ゆで卵と一緒に食べた。この組み合わせ、悪くはないが、特に絶妙というほどでもない。

一緒に写っている魚は鯖。こちらはバーミンガムのマーケットでゲットした。2尾で2ポンド(440円ぐらいか)。でも、脂の乗りがいまいちで、美味しいことは美味しいのだが、鯖を食べている感じがしなかったのが残念だ。

アスパラ、この日だけでは食べ切れなかったので、3日後、オーブンパスタに混ぜて食べた。これも、とても美味しかった。

それにしても、1キロの新鮮なアスパラを心行くまで堪能することができたのは、大変幸せな経験であったと思う。


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2007年05月02日

キャロット・ケーキ

先日、バーミンガム近郊の町ウォルソルを訪れたことは、前回の記事に書いたが、そこでもう一つ食べたものがある。

ホット・ポーク・サンドイッチの後、お茶がしたくなり、ちょっとおしゃれなアーケードの中にあるティールームに行った。

Victoria's Arcade

写真の右にもカフェが写っているが、私たちが行った店も、これと同じように店の前にテーブルを出していた。(写真に写っている店は、食事も出す店で、ランチのなかにボロニェーゼ・スパゲッティーもあった。それを食べている人を見かけたのだが、スパゲティーをフォークに巻きつけようとすると千切れるぐらいの茹で方で、びっくりした。イギリス・グルメを極めるには、これを食べて見なければなるまい)。

さて、キャロットケーキ。他にもいろいろな種類があったのだが、うちの旦那はケーキの好き嫌いが激しいので、好きなのを選買っていいよといったら、これをもってきた(一人一個ずつ買えばよさそうなものだが、私は一つのケーキを食べきったことがないので、必ず二人で1つ買って半分ずつ食べるのがうちの掟となっている)。

キャロット・ケーキ

珍しいのは、横に生クリームがのっていること。黄色っぽく見えるので、最初はバタークリームなのかと思ったが、食べてみると無糖のホイップクリームだった。たぶん、ダブル・クリームをホイップしたのだろう。キャロットケーキ自体は、お約束どおり、劇甘なので、このクリームと食べるとちょうどいい。ケーキ自体は、ちょっとスパイスが効きすぎだったが、まあ美味しかった。上に乗っかったアーモンド・ペーストのキャロットがかわいい。

値段はティー一杯、コーヒー一杯、そしてこのケーキで5ポンド弱。心和むひと時だった。

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