今日は復活祭前の金曜日、Good Fridayということで、大学も仕事もお休み。ゆっくりブログ書きをする時間がある。
前回、
イギリスにおける印・パ・バングラ・カレーの話を書いたが、それにちょっとつけたし。
イギリスでカレーといえば、もはやインドなどの本場に近いカレーの事を指すと言ってもいいだろう。スーパーでは、インスタントカレーなどというものはなく、Balti、Tikka Masala、Kormaなど、カレーの種類がラベルに書かれた瓶詰めなり缶詰なりを買ってくることになる。
それでは、日本のカレーのルーツといわれる、イギリスカレーはもう存在しないのか?というと、これもひっそりと生きながらえている。
印・パ・バングラ系レストランでメニューをじっくり読むと、50種類も60種類もあるさまざまな名称のカレーの中に、Curryという項目も含まれているのを発見することができるだろう。たいていは、さまざまな種類のカレーの中で一番値段が安い。
これまで、私はCurryを注文したことはなかったのだが、友達数人とインドレストランを訪れた際、一緒にいた人の一人が、何を思ったか、Chicken Curryを注文したので、実物を目にすることができた。写真がないのが残念だが、特に何の変哲もないカレールーの中に、鶏肉の切り身がブツブツと5つぐらい入っていた。見た目は水っぽくて、いかにも美味しくなさそう。一般的な印・パ・バングラのカレーは、スパイスがブツブツ入っているか、少なくとも、こんなにサラサラではないので、見た目からしてかなり異様だった。残念ながら、私は食事節制中で肉を食べられなかったのだが、結局この料理だけ、みんなが食べ残したので、きっと美味しくなかったのだと思う。
私はこれと似たものを別の機会にも見たことがある。それは、バーミンガムにあるフードマーケット内で、チップス(フライドポテトのこと)のカレーがけというのを頼んだときのことだった。フライドポテトの上に、薄いカレー汁にとろみをつけたようなものがかかっている。ちょっとだけブツブツしたものが入っており、何かと思って味わってみると、揚げカスのような味がした。後から考えてみれば、とろみをつけるために入れた小麦粉がだまになったものだったのだと思う。味は、カレーと湯と小麦粉を混ぜたような感じで、ぜんぜん美味しくなかった。しかし、今から思えば、これがまさに「イギリスカレー」だったのだと思う。

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posted by kappa at 18:13| ロンドン

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イギリス
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